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2003.4.29(火)

有限会社を登記した際、所在地に「上野町2−41」と書いたら正式な住所かと聞かれた。普通は○○番地○○号などが正式な表記で2−41とかではないとのこと。早速、帰社し事務所の権利書を確認してから登記申請。受理されたのはいいが、権利書の住所ではどうも郵便物が届かない。以前からおかしいとはおもっていたが、郵便物が届かないとこまるので税務署や宮崎県、宮崎市には登記上はこちらの住所ですが郵便物はこちらへと説明して、問題なく受け付けてもらえた。問題は銀行。金曜日に住所変更に行ったらマネーロンダリングの関係で登記簿とは違う住所で登録はできないとのこと。であれば、登録は登記上の住所で良いので郵便物だけこちらへと説明しても頑なに拒否。同じ住所です、登記簿の表記も間違いないですっと説明して、担当の人が席に立って、戻ってやはりだめですの繰り返し。途中で先輩っぽい女史登場。決まり切ったことを言うので僕もちょっとカチンと来て、だから、登録をはそのままで、郵便物だけこちらの住所に届けてくれと言うと女史もちょっと逆ギレ。分かりました!といいながら、もとの後輩担当者にこれで受理しといてっときつくお達し。その後、なにごともなく別の接客。帰る際も無視。なーんか不愉快。

その後、速攻で法務局に行って窓口のちょっと怖い担当者に説明すると権利書の住所と郵便行政などでつかう住所は別なんだそうだ。後者を住居番号といって、登記等などはこの住居番号で行うらしい。なにー、日本では同じ場所でも住所が二つあんのか?法務局職員によると会社登記でそれを更正するには社員総会を開いて議事録を作成し更正登記申請書と一緒に提出する必要があるそうだ。登録免許税として2万円の印紙もお忘れなくとのこと。2万円はもったいないけど、しょうがない、後々面倒なので書類を準備して昨日提出。いくつか書類の不備を指摘され再提出、受理。問題なければ金曜日に更正登記が済んでいるそうだ。一段落。

その後、別件で銀行によったら担当者がこのあいだはすいませんと言うので、これこれこういう訳で更正登記中です、更正が終わればきれいな登記簿謄本をお持ちしますのでどうどうと住所変更しちゃって下さいというとちょっとうれしそう。担当君も女史に怒られて大変だね。でもその後すかさず担当君は個人口座のネットバンキング開設や投資信託を進めてきた。登記簿の住所と住居番号は別っていう貴重なお話もうわの空みたい。はぁーって感じ。こいつは僕より全然頭良くって難しい学校に行って難しい入社試験に受かって、そして銀行員なのになんでお馬鹿なんだろう。だいたい、出資金払込のときも現物出資のケースに対応できず先ほどの女史もどうしてよいのか分からず、どっかに電話して聞いていた。そんなの銀行員でない僕でも知っているぞ、銀行は単に払い込んだ金額だけの証明書を発行すればいいんだよ。個人を消費者金融や郵便局に取られてるんだから、法人こそが銀行の砦じゃん。がんばれよ。

でも、今回のドタバタ、権利書の住所と住居番号の違いを知らなかった僕のせい。尾藤イサオがいい歌うたっていたぞ、誰のせいでもありゃしないって。みんなおいらが悪いのさ。でも僕は学習した。次からは同じ過ちはたぶんしない。更正登記の2万円は貴重な授業料だ。全然安い。次いこ。

2003.4.21(月)

今年の春は身近な人の異動や旅立ちが多かった。旦那の転勤で遠くに行ったり、長年つとめた会社をやめたり、独立してた人が会社に再就職した例もあった。みんないろいろ考えていろいろな道を歩んでいく。険しい道か平坦な道か上り坂か下り坂か、その先は誰もよく分からないとおもうが、すくなくとも前には進んでいる。時系列で考えれば前に進まざるを得ない。それが人生。ボーっとしていると僕だけおいて行かれるような気がする。今日もどれくらい前に進んだのだろう。たいして進んでいないときはなんだかむなしい。とりあえず1歩でも2歩でも前に進もう。

2003.4.18(金)

有限会社の設立登記やサーバの納品であわただしい一週間だった。有限会社の方は昨日までで登記関係の作業は終わり。今日一日連絡がなければ火曜日には登記しますとのことだったのだが、おかげさまで今日の連絡はなし。火曜日には法人として産声を上げる。しかし、その後も税務署、県庁、市役所、労働基準局などのお役所巡りをしないといけない。来週いっぱいはかかりそうだな。

法人は法的な人格を与えられた、いわばぼくの分身だ。以前からよく、自分が二人いたら二人分稼げていいのになぁとおもうことがたびたびあって、でもそれはパーマンのコピーロボットがないと無理な夢物語だとおもっていたら経済活動に関しては現実のことだった。目からウロコがぽろり。法人の実態は紙の上なので紙をいっぱいかかないといけない。面倒。また法の上での人格なのでいろいろな法にしばられていてそれらを把握したりするのは大変だ。でも、人格が認められたら最高のビジネスパートナー。僕に給料払ってくれるし、通勤手当や出張手当もくれる。うちの嫁にも給料を払ってくれる。しかも、不死身。望めば僕が死んだ後も生き残る。恐らく、日本が法治国家である限り存在し続ける。こんなすばらしいパートナーはなかなかいないね。文句も言わないし、給料もいらない。コストはかかるけど。

うちの嫁は娘を産んだ。感謝。僕はお返しに法人を産むところ。産むまでに10月10日もかからず陣痛もないのがちょっと申し訳ない。

2003.4.14(月)

宮崎のMRT miccの奥に本と関連グッズを同じ売り場で販売している本屋がある。当初、我が家ではなんだか怪しい物がいっぱいあるので怪しい本屋と呼んでいた。しばらくしてからこれが遊べる本屋をキーワードとするヴィレッジヴァンガード(以下、ヴィレッジV)っていう本屋だと知った。どちらかというと遊べる本屋よりも怪しい本屋というネーミングの方が秀逸だとおもうがそれは別の話。以前、熊本に遊びに行ったとき、確かパルコだったとおもうが、そこにも遊べる本屋があった。宮崎だけのお店だとばかり思っていたが、そうではないみたい。そして、先月、このヴィレッジVが上場する(最近は店頭市場での公開のことをJASDAQへの上場と言うらしい。マザーズ、ヘラクレスはもしかしていらない?)との情報を得た。早速、目論見書をダウンロードし、(最近は目論見書がPDFで公開されている例が多いので入手、保管に便利!)事業と財務の内容を確認した。名古屋の会社らしい。売り上げ、利益率も結構な勢いで伸びている。そして週末、遊べる本屋に行ってみると、お客さんが多い。立ち読みも多いけど、なんだかんだで結構グッズとかを買っている。目論見書の売り上げ構成比を見るとグッズの販売の方が多いみたい。納得。その他、いろいろ調べて、ブックビルディングに参加し、売り出し価格38万に決定。1株申し込んだ。果たして上場日の4月10日大安吉日。初値52万!。やったー!

・・と思ったが・・・喜び勇んで証券会社の預かり残高を見てみると、ない。ヴィレッジVの株がない。???今日が上場日なので価格が反映されないため表示されていないのかなと公開株申し込みの履歴を確認。そこで見つけた「失効」の2文字。つまり申し込んだけど買えなかったってこと。なんだよチクショー。昨年のアンジェスMGと同じじゃん。まいったなー。アンジェスもヴィレッジVも同じ証券会社(松井)で申し込んだ。こことは相性悪いのかな。やっぱりいい株(いい会社の株、じゃなかくて値上がりする株)はGetが難しい。折しも日経平均株価バブル後最安値更新中。ソニーなんか4,000円割れだよ。まいるなー。しかしめげない。次は裁定取引に挑戦だ。全日空の200円前後がおもしろいかも。

2003.4.9(水)

二つ以上の仕事を並行して行うのが非常に苦手だ。できれば今月中に有限会社を設立しようとおもい手順などを調べているとどうしてもそちらに集中してしまう。2,3日で終わる作業だったら楽なんだけど、例えば、嫁さんを役員にしようとおもうと、嫁さんの印鑑証明がいる。そもそも印鑑がないのでオンラインのはんこやさんで注文。普通のお店より早くできるそうなのだがそれでも2日かかるとのこと。この「間」がじれったい。印鑑が届けば印鑑証明の登録と自分の印鑑証明をもらってきて定款を作って公証人役場で認証してもらって、銀行に出資金を払い込んで証明書をもらって、自分の会社の調査書を自分が書いて、そして所定の書類を揃えてやっと登記。その後も税務署だとか県税事務所だとか他、官公庁に所定の手続きをしないと行けない。煩雑だけど作業としては2,3日で済みそうな気がする。でも面倒は面倒。大体、なんで公証人役場で書類を5万円出して認証してもらう必要があるんだろう。登記所でチェックすればすむ話なんだけど、公証人役場の職員は法務局とかのOBらしいのでそこはなんとなく大人の香りが漂う。あんまり首つっこまない方が無難。

いろんなところでいろんな立場のいろんな思惑があり、そこにひずみが発生する。一概にこれは正しいとか間違ってるとか、そんな青臭いことは言ってらんない。であれば、そのひずみにとらわれず、できればひずみをうまく活用して、思った道を歩めばよい。なんてことを最近考える。

2003.4.8(火)

昨日は鉄腕アトムの誕生日だそうだ。とりあえず、山下達郎のアトムの子を聴いた。しかし、みんなアトムアトムと騒ぐけど、それほど良くできた漫画かなとおもうことしばし。ホンダのASIMOなど人間型ロボットに対する日本の優位性はアトムがあったからだという説も良く聞く。自立型で人間の等身大でアトムが描かれたことに意味があるとか。でもちょっと前まではドラえもんリスペクトな雰囲気だったような気もする。それでも、ま、みんなが明るい気持ちになるんだったら、やっぱりアトムは良くできた漫画だね。僕も素直に評価しよう。すばらしい。

ちなみに、うちのROBOX1号は2000.8.21。誕生日が。うちのはね、ある意味アトムに匹敵する、いや超越しているかも。まず、特徴はからっぽ。そして、事務所の僕の机の前に置いているんだけど、日がな一日なにもしない。繰り返すけど、からっぽでなにもしない。これは相当高尚な人間のすることだ。アトムが実務的で世俗的な存在だとすると、うちのはちょっと浮世離れした、山奥とかで世の中のためになるのかどうかよくわかんないけど、瞑想にふけっている修行僧の趣があるね。からっぽでなにもしないんだもん。箱形ロボットはキューブ(立方体)型のロボットって意味ではない。箱でロボット。すばらしいね。こじつけがね。

2003.4.4(金)

宮崎は今週ずーっと雨。毎日バスで帰っているんだけど、バスは当然停車の時間が決まっている。自転車だったら仕事の区切りがよいときに適当に帰るんだけど、バスだと時刻表の時間に合わせないといけない。これはちょっとつらい。帰る30分前くらいからそわそわしてしまう。おとといは停車の時刻に間に合わなかった。バス停に走って向かっている僕の目の前を無情に過ぎるバス。しょうがないので事務所に戻って時間つぶしてまたバス停に向かった。なんか調子狂うなぁ。

宮崎の人間は時間をまもらない事が多い。日向時間とか言われている。実際、客先での会議なんかも時間通りに始まる事は少ない。これは、たぶん公共の交通機関が発達していないことも関係があるのではないだろうか。車だと間に合わないのが当然っぽいイメージもあるし。電車とかバスとかは時間に間に合わないとアウトだもんね。東京近郊なんかは電車が遅れたらその証明書を配るらしい。事故でダイヤが乱れてって口頭の言い訳では許してくんないんだろうな。車の渋滞に巻き込まれてっていうのもだめそう。でもそういう厳しさが優秀な人材を育てているのかも知れない。おおらかなんだけど、やっぱり日向時間はよくないね。僕もとりあえずバスに乗り遅れないようにしよう。

2003.4.3(木)

年度末最終日の3/31、用事のついでに銀行に立ち寄ったけど、振込ATMの前は長蛇の列。月末年度末の振込に来ているんだろう。僕の場合は支払いは基本的に速攻。締め日とか支払日はまだ決めていない。だから年度末の混雑とはほとんど無縁。相手の立場で考えたとき、納品後に入金がすぐあるときっとうれしい。実際、請求書を出した翌日に振り込んだある会社は感謝のメールをわざわざ送ってくれた。仕事っていうのは一人で完結するわけではないから関係する人それぞれがちょっとずつ気配り合えば互いにうれしい。ま、資金繰りの関係もあるので万人ができる訳ではないし、効率的でないとはおもうけど。

いまは取引の数が少ないので都度銀行によっても、負担ではない。でも、今後取引が増えるときっと大変。その場合はインターネットバンキングが便利なんだけど、大概は個人口座しか対応していない。ファームバンキングとかの手段もあるけど月額基本料がバカ高い。振込とかの作業を頻繁に行うのは法人なんだから早く法人口座も基本料の安いインターネットバンキングに対応してくれると助かる。

近いうちに有限会社を立ち上げる。銀行を使う機会もますます増えるだろう。わざわざ銀行に足を運ばなくても銀行の便利なサービスが使えれば小規模事業者にとってはきっと福音。もしかしたらちょっとした景気刺激策になったり・・ならなかったり?

新年度も3日過ぎた。


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